人と仕事を知る 人と仕事を知る

建築の仕事は、街の風景を
創る仕事。
それに初めから
携われる
楽しさがあります。

2006年4月入社

青木 俊憲TOSHINORI AOKI

所属:建築事業部
工学部 建築学科卒

建物ができる途中も楽しんで。建築という仕事の面白さ

「入社10年目、現場監督になって3現場目です。大森海岸で賃貸マンション建設に携わっています。現場監督の仕事は多岐にわたります。事務所で設計図をもとに建物の寸法をきめて、それぞれの担当に発注します。現場に来てからは工事が図面どおりにできているか、実際目で確認し、監督しなくてはなりません。その他にも予算管理、請求業務、安全管理なども全部しますので、一つの会社の仕事をまとめてしているようなものです。
この仕事の楽しさは、単に自分が図面を描いた建物が出来上がってうれしいというだけではなく、それまでの過程全部が面白いのです。施主の方と打ち合わせ、図面を書き、工事途中の監督、管理、最後の引き渡しまで、建物ができる一から十まで全部自分でかかわっていきます。当然愛着が湧きますし、偶然通りがかったときに自分が手懸けた建物を見つけた時など、施主の要望でこんな変更したな、なんて思い出したりして、その時の苦労も懐かしく感じます。」

  • 建物ができる途中も楽しんで。建築という仕事の面白さ
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3年間は仕事を覚える。
仕事ができるようになるのはその後から

「一番印象深いのは、やはり入社してすぐに担当した横浜の病院建設でしょうか。大学で建築の勉強をしてきたのですが、職人さんたちの知識についていけません。とにかく必死で仕事を覚えました。最初はひたすら先輩についていき、覚えていきます。3年経ってやっと一通りの仕事がわかりました。本当に仕事ができるようになるのはその後です。一つの例ですが、工事をスタートする時に設計図がありますが、これだけだと壁の厚さなど、細かいところがわかりません。何をどこに造るのか、職人さんにも分かるようにした図面が施工図です。自分が仕事をしていたから分かる部分、例えば窓際の納まりなど、実際に工事に携わってないと分からない部分があります。そういうところを職人さん達に伝えるようにしなくてはなりません。これが正確に描けるようになるまで、4、5年はかかります。平面だけでなく立面図も描くことで、建物を立体的にとらえることができますが、完成した建物が自分の思っていた通りに出来上がっていると、ものづくりの仕事をしていて良かったなと思います。」

  • 風通しの良い職場環境が魅力。明確なビジョンを持って行動できる社員を目指す
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歯車ではなく、トータルで携わる。
建築の一連作業ができるという強み

「九州の大学で建築を学んでいたのですが、大きな建物を造りたくて就職は東京で、と思っていました。丸磯建設は土木で規模の大きい仕事を全国的に展開していますが、建築事業部の求人情報を見た時に、設計から施工管理までトータルに仕事に携われるというので興味がわきました。入社して、実際仕事をするようになり、思った以上に大変だなと最初は思いました。会社によっては設計する部署、管理の部署など、仕事が細分化され、ある程度仕事内容がきまっているところもありますが、丸磯建設では、最初の図面引きから現場管理まで、当然のようにしていきます。その分、仕事の内容や流れなどを、一連で覚えることができました。これしかできない、と言うのではなく、オールラウンドに対応できるのは、うちの会社の良いところだと思います。多分、よその会社ではやらないようなこともできたのではないでしょうか。工事内容を知っているから、お客様の要望にも応えられるのだと思います。将来は総合病院など、人がたくさん利用する大きな建物の監督をしたいです。」

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これから社会人となる後輩達へ

「どんな仕事でも3年は頑張って欲しい。3年間は仕事を覚える勉強期間です。業務以外でも、仕事に関する様々なことを覚えていく期間だと思ってください。 建物は何十年間はそこに建っています。街の風景を造る仕事です。一緒に造っていきませんか。」

丸磯ではたらくということー人と仕事を知るー