連載 丸磯われら

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Vol.10 熊澤悠記 Yuki Kumazawa

関東支店 土木部 2023年入社 25歳

丸磯建設小坂治生さんのワールドワイドなjobを追って

2023年入社の熊澤悠記さんは、平成10年(1998年)生まれの活気溢れる土木技術職だ! 
丸磯建設に入社したキッカケは、なんと現場での売り込み!つまり同業他社より自ら営業して中途採用されたという、ちょっと異色の経歴の持ち主。転社の結果は順風満帆、切磋琢磨の日々であるという……。そんな熊澤さんの、忙しくも満ち足りた現場のいち日に密着してみた。

Q & A

  • 中途入社ということですが、どのような経緯で丸磯建設に入社なさったのでしょうか?

    実は現在の現場にて、他社で働かせていただいていたのですが、元請けに当たる丸磯建設の方々があまりにも面倒見が良くって、なんかこう、この会社、居心地良さそうだなぁ〜、と思って、思わず自分のこと売り込んでしまったんです。

  • なるほど……。ちょっと変わった入社の流れだと思うのですが、その結果、どうでした?

    結果オーライで、先ず、やる気を買って下さって、それでとにかくいろんな事を親身になって面倒をみてくれて、嗚呼、転職してよかったなぁと……。以前の会社も居心地よかったのですが、子供の頃から重機が大好きで、大型ダンプやバックフォー(パワーショベル)などの取りそろえや扱いに魅了されたというのも、実は転職の理由のひとつです。

  • あ〜。わかります。当方も子供の頃、スポーツカーとかじゃなくて、重機のミニカーばっかり集めてましたから(笑)。以前の会社から移った際、問題は無かったのですか?

    はい、全く。前の会社には感謝しているんです。右も左も解らないボクを育ててくれたんですから。退社は円満で、その辺も含めてまるっと丸磯建設に面倒見てもらってます。それと、入社して改めて感じたのですが、安全意識が凄く高い会社だなぁと……。なので、日々安心して現場で頑張ってます。

  • 土木技術職ということですが、そんな熊澤さんの現場でのいち日の流れは、どんな様子なんでしょうか?

    先ず、会社が用意してくれている寮(アパート)から、会社の車で現場事務所に向かいます。満員電車とかじゃないので、ストレスは全く感じません。6時30分前後に、重機の鍵、無線機やカメラなどを持って、事務所から現場に出ます。それから朝礼、全体朝礼を経て、そして職人さん達と段取りして、施工管理、写真撮影や測量、安全管理などを行います。なので、午前中はあっという間に時間が過ぎちゃうんです。

  •  通勤ストレスがないのはウラヤマシイ限りですね〜! 現場ではいろいろな仕事があるようですが、正直、管理とか責任とか大変じゃないですか?

    う〜ん、大変だと思う前に、こんな広大で大規模な現場を任されたという充実感が嬉しくて……! 日々、目に見えて変わっていく現場での達成感って凄いんですよ。なんかこう、感動するというか……。あ、そうそう、高校時代のサッカー部での経験も役に立っているかもです。体力、気力も養われたし、チームプレイの達成感って、共通かも(笑)。

  • 思わぬ所に、サッカーでのファクターが役立っているのですね。お昼はどんな感じなんですか?

    実は最近入籍しまして、週末は寮でなく、妻と自宅で過ごしてます。それで、休み明けの日は妻がお弁当を持たせてくれて、それを食べます。それ以外の日は、自分でお弁当作ってます。作るといっても、スーパーのお総菜詰めるとか、そんな感じで(笑)。

  • え、新婚さんなんですか? それはオメデトウございます! 休み明けだけの愛妻弁当って、なんかドラマチックですね(笑)。休みの日は通い妻もとい、通い夫なんですね(笑)。

    そうなんです。ちなみに、丸磯建設に入社して結婚を意識しました。将来の不安がなくなって生活が安定したので、実はいま、新居を計画してまして、某所に土地を購入しちゃったんです。なので、通い夫(笑)の日も結構忙しくて、住宅の件、家具の件なんかで、あれこれ動かなくちゃで、デートがもっぱら実益を兼ねたものになっちゃいました。

  • なんともウラヤマシイ! 順風満帆の日々じゃないですか! で、話は戻りますが、現場での午後はどんな感じで?  

    お昼を食べたら、中礼で、その後また施工管理です。午前中とほぼおなじ内容ですが、とにかく安全管理には気を遣います。実は父も現場の仕事で、大学生の時から、父と同級の社長の建設会社で働かせてもらっていたんです。大学は関東でしたが、震災復旧作業も知っていましたので、建設業界を志すきっかけとなりました。

丸磯建設小坂治生さんのワールドワイドなjobを追って

  • そうだったのですね。元々の志の大きさが、自分から営業しての転職を可能にしたのかもしれませんね。それで、午後以降というか、いち日の締めくくりはどんな様子なのでしょうか?

    16:30には現場をあがるんです。で、事務所に戻って「打ち合わせ簿」をパソコンで記入して、次の日の段取りを確認。それと「数量ひろい」という、図面から見取る段取りも確認します。それで終了で、なんだかんだで、19時には寮に向かいます。日々定時なので、だらだらと働くというイメージはないですね。

  • なるほど。毎日はメリハリがあるというか、持ち帰るなどなく、スパッ! と帰れるんですね。寮に戻られたらなにをするんでしょうか?

    寮に帰る前に、スーパーによって晩ご飯のお買い物をして、帰ったらさくっとお風呂です。それから妻にLineして(笑)、サブスクの番組を観たり、YouTubeやSNSを楽しみます。あ、でも最近は「土木施工管理技師一級」の国家試験目指して、勉強も頑張ってますよ〜!

  • なんと、やる気バリバリで、プライベート時間にも勉強なんですね(笑)。お話を伺っていて、中途採用が良きキッカケで、熊澤さんの人生が更に好転したように思えるのですが、いかがでしょうか?

    いや、まじで本当に! やる気があれば、中途採用でもバッチリ面倒見てもらえる会社ですから。本当に将来の不安がセロなので、安心して働けるんです。丸磯建設に入社していなかったら、結婚も遅れていたかもです。

  • 将来の計画が成り立つって、素晴らしい事ですね。本日は有り難う御座いました。このまま、順風満帆の日々を、どうか御安全に突き進んで下さい。

    ありがとうございます。実は今、一番楽しい趣味が〝将来への計画を目指す〟っていうことなんです。もうちょっと頑張って通い夫も卒業ですね(笑)。新居から現場に通えるよう、もっともっと会社に貢献して頑張ります♪